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正倉院、大規模修理

 宮内庁世界遺産に認定されている正倉院に、雨漏り被害の懸念があるとして平成23年度から屋根瓦などの本格的改修に乗り出すと発表しました。大規模な修理は大正2年以来約100年ぶりで、1300年前の往時の姿を後世に伝えるため、専門家らの意見を交えながら作業を進める方針のようです。

 宮内庁によると、正倉院の屋根は約3万枚の瓦で覆われていますが、くぎが緩んで位置がずれたり瓦にひびが入っているものがあったりと、目視調査でもはっきりと判るほどの状態で、瓦下の板の一部などで雨水による腐食の可能性が高く、放置すれば雨漏りの原因にもなりかねないとのこと。

☆一言コラム☆

 正倉院というと皆さんは何を思いだされましか? 私は学生のとき、教科書に載せられていた螺鈿がちりばめられた紫檀の琵琶や鳥毛の痕跡が今でも残る屏風などの写真を見て、一目でその美しさ、華麗さ、技術の高さに心を奪われました。

 正倉院は、奈良時代、天平勝宝八年(756)六月二十一日、聖武天皇の皇后・光明皇后が天皇の冥福を祈念して御遺愛品など六百点以上を東大寺に奉献したのが始まりで、平安時代に大仏開眼に使用された法具や什器類が移されてきたものと合わせて保管されたのが、現在の正倉院の至宝の数々です。正倉院は、檜造りの寄棟本瓦葺きで高床式で、内部は三室に仕切られ、北倉は主に光明皇后奉献の品が収められています。

 収められている宝物の種類としては、書巻文書、文房具、調度品、楽器楽具、遊戯具、仏教関係品、年中行事用具、武器武具、飲食器、服飾品、工匠具、香薬類など多岐に及び、大陸からの渡来品や日本で製作された美術工芸品など、さまざまなものが所蔵されています。また、製作技法について見ても、金工・木工・漆工・甲角細工・陶芸・ガラス・染織など美術工芸のほとんどの分野におよび、木画、螺鈿・撥鏤・三彩・七宝といった当時の高度な技法を用いたものも多く見受けられます。〔正倉院紹介ページより引用

☆関連サイト☆

宮内庁ホームページ正倉院

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